自転車通勤の雨対策

 

自転車通勤で最も大きな悩み事の一つといえるのが”雨対策”です。

 

安全面や自転車のことを考えると、雨天時の走行はできれば避けたいものの、

急な雨やどうしても避けられないときがあることも事実。

 

そんな時のために、下記のポイントを抑えて雨具を選びたいところです。

 

 

 

 1.雨をしっかり防ぎつつ蒸れにくいもの

 

   <素材面>

   →水を生地表面ではじく撥水性があるものは縫い目から水が染み込んでくることや

    大量の雨を防ぎきることはできないものの通気性があるので蒸れにくいと考えられます。

    

    生地をゴムや合成樹脂などでコーティングした防水性があるものは水を通さず、また

    止水テープで縫い目を覆いますので縫い目から水が染み込んでくることを防ぎます。

    ただ、蒸気も通さないので蒸れやすいといえます。

 

    水を通さない一方で蒸気は通すことができる防水透湿性があるものは雨にも蒸れにも

    強いといえますが価格が比較的高いことが挙げられます。

 

 

   <形状面>

   →上着だけのタイプやポンチョは風通しが良いので蒸れにくいといえます。

    

    ただ、タイヤに泥よけがついていない自転車の場合、前後のタイヤからの泥はねで

    脚やお尻部分がひどく濡れることがあります。

    

    さらに、雨だけでなく道路の汚れが跳ねるため、中の衣服が黒く汚れてしまいます。

    

    上着だけのものやポンチョの場合はご注意ください。

    

 

    レインコートの丈の長さについては、裾が長い場合、レインコートの裾がチェーンに

    巻き込まれることがあります。

    

    滑りやすい路面で不安定な態勢になって急ブレーキをかけることと同じ状況になります

    ので非常に危険です。

    

    裾の長さの合ったものをお選びください。

 

 

 

 

 2.視界の悪化や雨音による騒音を避けられる雨具

 

   →自転車乗車中にフードを被ることによって側方視界が大きく減少することがあります。

    顔の向きを変えて横を見ようとしてもフードが邪魔になりほとんど見えない状況は大変危険です。

    

    また、フードに当たる雨音は耳元で聞こえるだけに車の音などが聞こえづらくなり、後方からの

    車の接近に気付かないことがあります。 

 

 

 

 

 3.おしり部分の防水が取れにくいもの

 

   →意外な落とし穴ですが、自転車でレインコートを使用する際の最大の悩みはここにあります。

    せっかくのレインコートがサドルとこすれておしり部分の防水だけ効かなくなってしまうのです。

    高性能のレインコートでも自転車に使用する場合の避けがたい難点であり、消耗品と割り切るには

    あまりにも悔しいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 上記のポイントを抑えつつ、

 とかく気分が沈みがちの雨でも気持ちが明るくなるような

 お気に入りの一点をお選びください。

 

 

 

 世田谷プロダクト・デベロップメントではスタイルにも機能にも妥協しないダッフルコート型のレインコートを開発いたしました。

 

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自転車用レインコート